2010年12月22日

『スペースバトルシップ』見たw

なんかすっかり更新が滞ってるわコレ。
てかあんましガミガミ言うことがないのよ。テレビも見ないしさあ。

あー、ま、あるっちゃあるわね。
『実写版ヤマト』見たのよ。

私は、見たくなかったのよ、ぜんーぜん。
そもそもキムタクがたいーへん嫌いだし、この前のアニメ版も死ぬかと思うツマラナサだったし・・・。
だいたいサー、実写で作る意味あんのモヨコって感じじゃん。
それに今の時代ヤマトでもないのよ。
・・・て言っちゃったらアンタ身もフタもありゃしないわね。

でも「見に行かざるをえない」とか言って、楽しみにしちゃってる人が我が家にいたわけよ。


でさあ、調べたら、テアトル系のちっさな映画館が大森にあんだけど、
そこでやってるじゃないの。
ま、タダなら見てもいい。無駄になるのは時間だけだから。

そんで、行ったのよ。

そしたらさ、ちっさな映画館の中でも、特にちっさなお部屋での上映よ。
フルで入っても64席とか。

そこに、なんと、7名よ、7名!!
うち、2人は私たち。

まったく大した盛況ぶりじゃないの!


で、お話ですけど、
すばらしい有料の学芸会をタダで見た
という感じね。

キムタクって大人になれなかったフォーエバーヤングよね。
うまく老けることに完全に失敗した・・・・
アンタもう30も後半なんじゃアないの?
そして大人になってからヤンキー臭が出てきた珍しいケースだと思うわ。

でも、もうそろそろ完全に賞味期限がキレるわけじゃない?
私なら5年ぐらい姿を消して、アクターズスタジオかなんかに入って
本気で演技の勉強でもするけどね。


ま、そんな感じ。







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2010年07月25日

『サマーウォーズ』見たら泣いた

summerwars.jpgサマーウォーズ [DVD]

まったく知らなかったのだけど、これ去年超ヒットしたらしいのね。
で、みんな「イイ」って言ってるから見てみようってことで借りた。

予備知識ゼロで見たんだけど、泣いたわ。

おばあちゃんのセリフで泣かされた。

家族は仲良く。
なにより心配するのは、お腹がすいていないかどうか。
お腹がすいていることは良くないこと。
食卓は家族みんなで囲んで、おしゃべりしながら食べること。
それさえできていれば、幸せというもの。


とか

身内が罪を犯したなら、身内の全員をもって挽回すること

とか。

死んだ後で、おばあちゃんが自分で、死後読ませるように手紙を書いておく、とか。

自分のおじいちゃんのことをいちいち思い出した。
とにかくいつでも、私が家を離れるとなれば、「食事はどうしているのか」「ちゃんとうまいものを食べているのか」ばっかり。
1泊2日の旅行であろうと留学であろうと。

とても、懐かしくなりました。


あと、絵がすごい。
日本のアニメってすげー、って、改めて思わせる。
ほんっとにすごい。

いろいろな意味でこういうのは日本人にしかできない作品なんじゃなかろうか。
ネット内のバーチャルな世界と大家族の世界観が並行して走るとか。
こういうのは日本ならでは。

誇らしい。

ひとつ気になったのは、貞本っていう名前がオープニングバックに出てきて、
エヴァの人だ!ってわかったんだけど、
実際敵キャラが、ほとんど使徒だった(笑)

とにかく、ヨカッタよ。
普通に見て、普通に楽しめます。


posted by ガミガミ at 22:15| 東京 ☀| Comment(1) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月30日

『生きる』見た

ikiru.pngこの前からムショーに見たくなってたので。

オトナになった(なってから久しい)からなのか、トシをとったからなのか、それとも今の自分のアレなのか、過去見た中で、今回がいちばんシビレた。
こーゆーの見るって、シビレる時と、別にな時があるね。
今日はかつてなく泣けたわ。


彼は生きた。
けど、世界は変わらない。
しかしそれは大したことではないわ。
ただ、彼が生ききったことだけが、事実なのよ。
やーさんに「命が惜しくないのか!」ってすごまれた時の表情が凄いわ。


今、見た方がいいね。もう一度。
てか、あの当時は役所の批判してりゃ済む時代だったのか・・・・ってゆー新たな視点が加わったわ。
今は、どうよ。


生きる [DVD]


あら、「普及版」てのがあるのね。
こっちのほうが安いってだけなのかしら?
生きる<普及版> [DVD]<普及版> [DVD]


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2010年03月21日

『インビクタス 負けざる者たち』

invictus.png「純粋にイイ」という評価をよく聞きつつも、見逃していたら、東銀座「シネパトス」でやってることを知り、行ってキタ。

うん、ほんとに、「いや〜、映画ってほんっとにイイモノですね」て思わせられる作品。
見逃してる人は、急いで見に行って!損はしないです。
マット・デイモンて苦手だったけども、これは思いっきり優等生な役どころで無理がない。当たり役じゃない?

私としては、飛行機のシーンがいちばんだった!
思わず拍手しそうになったよ。
泣ける。

■『インビクタス 負けざる者たち



posted by ガミガミ at 22:40| 東京 ☀| Comment(0) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月15日

何かこう、むしょうに『甘い生活』が見たい!

dolcevita.png古典ヨーロッパ映画(イタリア映画含む)って、学生〜20代全般を通して、むさぼるように見たんだけども、その後も継続して好きなのはフランス映画で、イタリアに関しては、まあちょっと。

フェリーニはやっぱり大好きで、定期的に見たくなる期がやってくる。
で、見ると、いいなと思いつつ、時にうんざりするんだけど。
そんで今、なぜか急に、『甘い生活』がムショーーーに見たくなっている。
考えたら10年以上、見てないな。
今だったら、うんざり感ナシで見れるかもしれない。
ていうか、今たぶん、あのラストのもやもや感を解明したいんだろうな。

実家にVHSと「レザーディスク」まで持ってたんだけど、まったく意味なしおだわねえ。
今だったらリマスター版なのね。キレイなのかしら?
当時レザーディスクですら、えっらいキレイだったのにさあ・・・

甘い生活 デジタルリマスター版 [DVD]

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2009年12月29日

ブラックホークダウン

blackhawkdown.jpg最初っから最後まで
ダダダダダダダダダダダダダと血と肉片ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダと血と肉片ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダと血と肉片ダダダダダダダダダダダと血と肉片ダダダダダダと血と肉片
ま、なにが面白いのかワタクシにはさーぱりわからなかったわ。
それに別に面白さを教えてくれなくてもいいです。

ブラックホーク・ダウン




posted by ガミガミ at 01:38| 東京 ☀| Comment(0) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月13日

『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』は、サイーアク!

yamato.jpgいやーナニもさー、公開初日に見に行くのもね・・・って感じだったんだけどさ、ダンナがものすごい意気込みでさ。
しょーがないから、どう考えても混んでなさそな平和島ってゆーエゲツナイ場所を選んで見に行ってキタわけよ。

いやーーーーーーしかしさーーーーーーーー。
なんなのこれ?
失笑って感じよ。
もう語るのもヤだわ!・・・・って思ったんだけど、あまりに消化不良なので、やっぱ書いてるのよ。

てかさー、予想されたとおり、観客の年齢層は高く、つまり、我々クラス=初回のヤマトに釘付けになった往年のファン、てヤツよね。
そうよ、この映画のターゲットは、今やフツーに親となっているであろう我々クラスで、興行的にも、まず単独で見に行き、2回目は子どもを連れて行く、というパターンが予想できる好チャンスなハズなのよ。
なのに、この映画の作りは、我々クラスにも子どもクラスにも響かないしょーもないもの、という印象よ。
陳腐きわまりなかったわ。
原案、石原慎太郎。・・・・もうね、あんたこそどっかの海にでも眠っててもらいたいのよ。
てかねー、制作側はナニもわかっちゃいない。
我々クラスがヤマトにナニを求めているのか、なーーーーにもわかっちゃいないのよ。
あんとき子どもだった我々は今や中年なのよ。オッサンとオバハンなのよ。
その間に高度成長、バブル&崩壊、金融危機なんかを経験し、国家が壊滅しそうな現在を迎えているわけじゃない?
少なからずホンモノの戦艦大和がなんだったのか、とか、国家と戦争、民族や地球環境なんかについてだって考えたりもしてきたワケよ。
そーゆー我々をさー、あんたバカにしてんの?って感じだったわよ。
もうあんなモンで、心打たれたりする我々じゃあないのよ。
お話がさあ、もうさー・・・・陳腐で短絡的でやたら展開早いし、ヤマト強すぎだし。こっちの心理に訴える「間」とか「タメ」がないのよね。共感できるはずがないのよ。

なにしろいちばんヤだったのは、カミカゼ特攻の安売りよ。
なんかを守るためだったら、特攻だー!ってゆーの、ホント最悪。そんなもん礼賛するようなのはダメだって、昔も松本零士に言われたでしょ。
だいたい、そんな精神性だからホントに日本は戦争負けたわけでしょ、終戦から何年たってんだっつーの。

音楽も最悪だった!
昔のようにシーンごとに作り込まれたオリジナルのオーケストラじゃなくて、ありもんのクラシック流しときゃいいって・・・そんなもん、過去の別なアニメでやられてて新規性もないし。
とにかく、制作側にヤマトへの愛がミジンも感じられなかったわ。
わかっちゃいないのよ。

ただし、フルCGっていうか、格段にグレードアップした絵の技術は迫力あるし、なんだかディズニー映画っぽかったけど、悪いとは思わなかった。
それと、ヤマトのエンジンとか、メカニカルな部分の細かい描写とか、発進シーンとかは、そらー往年のファンだから自動的にググっとくるわよ。しかしそこも、アルフィーのかる〜い歌で、一瞬にして砕かれる夢だったりするワケよ。
細かいけど、タイトルの出し方もなってなかった。
しかも波動砲のエネルギー充填音とか、あっさりなくされてるし。あっという間に出力が上がって、あっという間に発射されるのよ。

おまけに敵は使徒みたいだし、最後にヤマトは制御不能とか言い出して、・・・エヴァかよ!
昔はそんなに多用されてなかった「殲滅」っていう言葉もやたら出てくるし、あーもうだったら、エヴァ量産機をヤマトに搭載して出かけりゃいいじゃん、て思ったわよ。
もう、途中から、ハーーーーーーーーーーってなっちゃって、
「終わってから、ダンナが感動した!とか言い出したらどうしよう?」って考え始めたわよ。杞憂だったけど。
しかも、ハァ?っていう終わりのあとに「第一部 終」みたいなクレジット出て、後ろの席のオタクみたいな人が素っ頓狂に「あ、そういうこと?」って声を上げたのがいちばんウケタのよ。

まあ、そんな感じ。
相当なヤラレタ感が残ったのよ。
死んでしまったかつてのスタッフたちも不満だと思うわ。
あーあ。

以上よ。


posted by ガミガミ at 01:40| 東京 ☀| Comment(0) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月26日

『マラドーナ』

maradona.JPG
やべーーーーーーーーーーー!
見なきゃ。
ムチャクチャ面白そう!

マラドーナ
昔のユーロスペースんとこね。
11 : 00
13 : 00
15 : 00
17 : 00
19 : 00


posted by ガミガミ at 16:17| 東京 ☀| Comment(0) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

えええええええええええ????

古代君の顔がこんなになっちゃってるなんて!!!
しかも声も違う!! 声優さんが亡くなってるので仕方ないのか・・・。
ガックシ。
細かいけど「俺がヤマト艦長の古代進だ」はダメよ。ヤマトの艦長は「私は」って言うべきだわ。
でも、いずれにせよ、楽しみ。これでチョセー内容だったら、怒るわ。
それと、実写はいらない。コケればいいわ。

posted by ガミガミ at 16:14| 東京 ☀| Comment(0) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』

R0011552.JPGR0011548.JPG「宇宙戦艦ヤマト」の復活が来月と迫ってるので、我が家で「ヤマト」ブームが起きてんの。
先週、今週と劇場公開版の映画DVDを見たんだけど、当時小学生で、ナウ40代になった私が、当時とあまり変わらないピュアな気持ちで見て、楽しめて、涙出ちゃった・・ってことに驚いたわ。
実は今見たら、全然ダメなんじゃないかと思ってたのよ。
いやー、そりゃあ初作なんてさー、現代に比べりゃアニメの質は低いし、表現や描写も「ぷっ」って感じなのもあるんだけどね。しかし素晴らしい作品であることは間違いないわ。
だってもうわかりきってるのに興奮するもの、自動的に。そして感情移入してしまう・・・。
愛と正義のためなら、人間は最後まで戦わなきゃいけないのよ。
たぶん40代なら、子供の時にこの番組とか映画を見なかった人っていないんじゃないかしら。言ってみたら、一種の「教育番組」だったのよ。
ヤマトは地球人類のために戦うんだけど(もちろん、エヴァのシンジ君たちも同じなんだけど)戦いそのものが、直球で男らしくて、武士道的なのよね・・・。敵の人たちもちゃんと攻撃通告してきたり、沖田艦長を称えたりと紳士的だし、デスラー総統なんかほとんどサムライでしょ。
最後なんかむしろデスラー救助してヤマトに乗せようぐらいの気持ちだったでしょ、古代進。
・・・そういやあさ、イタリアに住んでいた頃、何人かに指摘されたんだけど、日本人の美徳・・・礼節を重んじるとか、人への思いやりをもつとか、正義感とかは、子どもの時にアニメ見て、繰り返し自然に教育されるからではないか?・・・説。そんなこと考えてもみなかったけど、そうかも知れないと思ったわ。
まあね。今回ヤマト見て涙出たのは、過ぎ去った子ども時代へのオマージュって感じでもあったわね・・・。
もし私に子どもがいたら、見せると思うわ。

ちなみに映画化されたのは計4本かな?
でも絶対見る価値があるのは、以下の2つだけよ。そのあとの続編は、子どもにさえわかる金儲けのにおいでうんざり、やんなっちゃったの。
まったく見る必要はないわ。
宇宙戦艦ヤマト 劇場版 [DVD]
さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち [DVD]

超懐かしいのは、これ。


こんなのも見つけた。なにこれ?ムチャクチャリアルなんですけど。
パチンコの?






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2009年11月08日

『未来を写した子どもたち』

今日は真面目に書きます。
bornintobrothels.JPG

すっごくいいドキュメンタリーを見た。
『未来を写した子どもたち』
それで、こんな素晴らしい作品のことを、映画好きの私ですらTSUTAYA店頭に行くまで知らなかったことも驚きだった。
でね、これ、アカデミーでドキュメンタリー賞獲っているの。それなのにあまりにも知らされていないのはどういうこと?・・・とか、いろいろ言いたいことがあるんだけど、とにかく、みんなに見て欲しい。
内容については、この方のブログ(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)に詳しく書いてある。
オスカー最優秀ドキュメンタリー「売春窟に生まれついて」
この方は、私が思った「知られてなさ過ぎ」の件について、大変マトモな怒りをぶちまけているので、これも読んで欲しい。
売春窟に生まれついて→未来を写した子どもたち
この映画はアカデミー賞まで獲ってるし、アメリカではDVDまで出てるのに、配給会社が決まるまで、日本の映画評論家は誰一人として話題にしなかった。
文芸評論家だったら、普通、芥川賞受賞作品には目くらい通すだろう。
あんたら、試写室でタダで見せてもらえる映画以外は観ないのか?
『ホテル・ルワンダ』のときも、『ホットファズ』のときもそうだった。
配給会社が試写をやるまで、誰も見やしないのだ。英語版のDVD出てるのに。
徹底的に受身。

この怒りは正当だと思うし、ここで言われていることは、おそらく、最終的に「だから日本の俳優にマトモな演技できる人いない」っていうとこまでつながっていく、日本の映画界というかもっといえばエンタメビジネス界の深い問題だと私は思う。
しかし今これについて書いていくと話がそれてしまうからドキュメンタリーに話題を戻すね。

貧民窟とか赤線地帯に暮らす子ども、そして彼らを支援する人、という点では、今年見た『BASURA』とも同じテーマ(人間が解決すべき永遠のテーマ)なんだけど、ただ、こちらは例えわずかでも希望を描いた話だった。
この地区で実際に暮らして彼らの日常を写している1人のイギリス人女性フォトグラファー(ザナ・ブリスキ)が、子どもたちにカメラ(例によって日本製)を与えて自由に表現することを教える。
そしてザナは子どもたちの作品を欧米の展覧会などに出品し、収益を教育資金にあてようと奔走する。
子どもたちの作品は素晴らしく、中には天賦の才能だと評される子もいる。みんな売春窟のハンデから脱出するには、まともな教育を受けて未来を開くことが先決だとわかっているけれど、それぞれの「家庭の事情」からスムースに行くはずがない・・・。
子どもたちの作品
でもここで印象深かったのは、サザビーズとか、アムネスティとか、あといわゆる「財団」系。彼女のプレゼンテーションのうまさもあるだろうが、最終的には彼らの資金援助が子どもたちの未来を開いていく。
ザナが
「せめてこの子たちだけでも助けたい。私はソーシャルワーカーでも先生でもない。自分に何が出来るんだろうと思うけど、でも助ける人が誰もいないよりマシだと思いたい」
といったようなことをつぶやいていた。本心だと思う。
やがてザナは、KIDS WITH CAMERASというNPOを立ち上げ、子どもたちを救う活動を続けている。
DVDには、撮影から3年を経てザナと子どもたちが再会するときの様子、その後さらに時を経て日本に来た時のインタビューなどが収められていて、映画では「子ども」だったのが成長して立派な大人になっている様子も見ることが出来る。

この作品について検索していたら、必ずしも肯定的な意見ばかりではなく、中にはザナの売名行為だとか、子どもを利用して資金を作ったのはけしからん的な意見もみつけた。
まあ、何をどう受け止めるかは人それぞれだから仕方ないけど、何もしないで批判していても、誰も救えないし、何も変えることはできない。
それより私が強く思ったのは、バングラデシュで活動する山口絵理子さんとか、リオのファベーラのアフロ・ヘギ
とかもそうだけど、モノやお金をポンとあげるよりも、現地の人たち自身が「何かを生み出す」ことの支援のほうがより大切なんだということ。そしてその結果として、生み出したモノがお金に還元される仕組みというのが理想なんだろうということ。
なかでも芸術は、より手軽で、しかも国境を越えやすいのかも知れない。
そういう地道な活動が核にあって、それを世界に届けるモノとして、報道やメディア、インターネットなどがある・・・と考えたい。
そしてできれば、そういう正の循環の中に自分の身を置きたいと思うね。

まあそんなわけで、より多くの人に見て欲しい。
特別版のDVDには、映画で紹介されている子どもたちの作品集がついているのと、収益の1%がKIDS WITH CAMERAを通じて子どもたちに還元される仕組みになっているみたい。
未来を写した子どもたち(特別版) [DVD]






posted by ガミガミ at 16:53| 東京 ☁| Comment(0) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月07日

『プリシラ』

priscilla.jpg90年代前半の作品だけど、当時かなり話題になったおかまの映画。なんとなく見てみたの。
すっごく、良かったわー!!!
ショーで生計を立てているオーストラリアの3人のおかまが、都会にうんざりしてはるかかなたの田舎を目指すの。バスで。
その道中でいろんなことに巻き込まれるのよ。楽しいこと、つらいこと。
保守的なマッチョ男の町では殺されそうになったりするのよ。
そーして、そうやって傷つけられるたびに強くなっていくんだわってことを学ぶの。いってみたらおかまの自分探しの旅なのよ。だけどナカタの旅より共感すると思うわ。
おかま的ワールドでさんざん爆笑もするけど、最後は涙ぐんじゃうわ。
おそらく女の子なら誰でも共感するんじゃないかしら。
だって、誰だって強く生きて行かなきゃいけないのよ、くじけないで。
じわっとした感動があるのよ。超オススメ。
オーストラリアの大自然の凄さに圧倒さられるし、おかまに勇気づけられるわよ。バスの屋根の上で、モーツァルトのアリアにノってヒラヒラするシーンは心を打つわ。

プリシラ [DVD]





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2009年10月04日

『ミステリー・オブ・サンバ〜眠れる音源を求めて』

velhaguardadopoltera.jpg

movie_01_pic04.jpg今日から渋谷でブラジル映画祭が始まり。
今年いちばん楽しみにしてたと言っても過言ではない『ミステリー・オブ・サンバ』をついに見ることができました。
泣けた。
胸が熱くなりました。
マーケティングの産物でしかない工業製品的な音楽の対極にあるもの・・・・というか、音楽の話にとどまらない、成功だけを目的とした生き方の対極にあるもの・・・というね。
いつも言っていることですが、本当に人生というのはいろいろあって、うまくいったと思っても長くは続かなかったり、愛したり失ったり傷ついたり傷つけたり、笑ったり泣いたりね・・・・そういった「うまくいかなさ」こそが人生なのであって、うまくいってる場合のみがいい人生ってワケじゃないですよ。
そういった「うまくいかなさ」の積み重ねが人に深みや大きさをもたらすわけで、いろんなことを飲み込んで明るく生きるから美しいのです。
このサンバの長老たちの歌を聴けば自然にそういうことがわかるはずです。
ま、この映画の中でパウリーニョ・ダ・ヴィオラがいみじくも言った、
「サンバがどうして感動的なのか、どうしてこんなに心を打つのか、それは言葉でいろいろ説明しようと思えば可能だけれど、そんなの大した意味がないんだよ」
というセリフに凝縮されると思うので、私もあーだこーだ語る気はないの。こういったものは、感性の問題というか、感じるか感じないかだけのこと。
ただ本当に、素晴らしい、私はサンバというものに出会ってよかったなとシミジミと感じました。
そして音楽って素晴らしい。
リオからしたら、この丸い地球の真裏にあるここ極東のジャパンにまで、その歌声は易々と届くのですから。
velhaguarda 001.jpgそうそう、もともと私がサンバと出会ったのは、約20年前、カルトーラが始めだったので、その関係上、ベッチとマンゲイラを中心に聴いていたのですが、近年の第2次マイサンバブームにおいては、ポルテーラ、というかモナルコ(!)の声に引き寄せられてます。
まあ色々聴きますけど、いちばん好きなのは結局ジーサンバーサンの声なんですね。そーゆー意味では、サンパウロのVelha Guardaにも最近はまってます。それも今度紹介します。
ところで、そんな20年近く前に、カルトーラを私に「紹介」してくれた「ユミさん」、今はどうしてるんだろう?
「私たちは出会ってしまったの!」という名言を残して、当時の夫と別れてローマに行ってしまいました。・・・・なんてことを、映画を見ながらふと考えました。
いろいろある系の人たちが、私の周りには多い、多すぎるのです。

映画の紹介は、在リオのこの方の記事を。
http://malandro.exblog.jp/8559977/








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2009年09月27日

『ワン・デイ・イン・ヨーロッパ』

onedayineurope.jpgこんな作品知らなかったけど、TSUTAYA行ったら新作コーナーで見つけたので借りてみた。
これが稀にみる面白さだったのよ!
モスクワ〜イスタンブール〜サンチャゴ・デ・コンポステラ(スペインね。カトリック巡礼の目的地)〜ベルリンの4都市を舞台にしたオムニバスだけど、町を訪れる異邦人と現地の人のやりとりと「強盗」、それとヨーロッパチャンピオンズリーグの決勝戦を共通テーマにお話が繰り広げられる。
どの町も、「典型的な●●人」みたいな現地の人が出てくる。
それで、いちいち笑えるのよ。
いやー、めっけもんだった。オススメよ。
ワン・デイ・イン・ヨーロッパ







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2009年09月20日

『ESTOMAGO』

今、新宿でスペイン・ラテンアメリカ映画祭が開催されてて、いくつか見たいのがあるんですのよ。
で、今日は、今回公開される作品中唯一のブラジル(&イタリア合作)作品『イブクロ ある美食物語』を見てきましたのよ。
まあ、ブラジルが「ラテン」のくくりに入ると収まり悪い、というのはおいといて。
Ci090920201147.jpg

すっごい面白かったのよ。
ブラックユーモアね。
『コックと泥棒、その妻と愛人』
にやや似てると思いましたの。
途中から、結末というか顛末が推測できてしまうんだけど、わかっていながらも十分楽しませるのがすごい。
何度か声をあげて爆笑してしまいましたの。
楽しかった。
しかし役者たちが達者というか、よくこう「いかにも」って感じの人を集めてくるなと感心しましたわ。
他にも見たいのがあるんだけど、この連休で終わってしまいますの。残念。
それにしても混んでましたわ。
ラテンアメリカ映画なんか、そうそう公開されないからね・・・。

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2009年09月13日

『20世紀少年 最終章』

20th.JPGうっかり1と2をDVDで見てしまったので、とりあえず見に行ってきましたけど。
ものすごく金のかかった学芸会につきあわされたってのが感想ですな。
意味のないスローモーション多用、意味ないシーンの間延ばしばっかが気になりました。
こんだけ金かけて・・・・ねえ。
ホントに大ヒットしてんでしょうか?

posted by ガミガミ at 22:16| 東京 ☀| Comment(2) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月12日

『ブラジルから来たおじいちゃん』

ojiichan.JPG午後は映画でも見ようと思ったら、見逃していた『ブラジルから来たおじいちゃん』を渋谷で見れると発見!
ラッキー。怪我の功名みたいなもんだと、行ってきました。
静かな感動。見れて良かったな。
おじいちゃんの生き様が本当にかっこいい、ということ以外にも、思うことはいっぱいあるよ。

いつか読んだ宮沢和史の本にあったけど、
オキナワの人は、移民で外国に行った人々の子孫でも、たとえ今や目の色が違っていようと、言葉が話せなかろうと、オキナワに来れば「良く帰ってきたね」と受け入れる。オキナワの血をひく子供であるならどこで暮らしていようと育とうと、オキナワ人として歓迎するのに対して、ジャパンの人は、出て行った人はよそものとして扱う、みたいなね。
文化の違いって言ってしまえばそれまでよなんだけどさ。

かつてこの国は、ブラジルをはじめとして主にアメリカ大陸のあちこちにさ、「余剰人員」を送り込んだんだよね。それも一攫千金が夢じゃないよ的な謳い文句でね。
そんな風にして「投棄」された人たちはさ、うまくいかなかったケースもたくさんあるけど、それでも一部の人がすんごい頑張って頑張ってさ、今やブラジル社会で多大な信用を勝ち取ってるわけでしょ。
ブラジル行ったら日本人ていうだけでそこそこ信用されるのは、かつて投棄された人たちとかその子孫がものすごい真面目に努力したからじゃん。それと今、3世とか4世とかの人たちが社会になじんで、フツーに暮らしているのはさ、ブラジルという国が若い国だからってのもあるけど、やっぱいろんなものを受け入れる懐の深さがあるからなわけだよね。
そういう歴史はね、私みたくマニアックな人間でもなけりゃ知らないわけだな。
どちらかといえば誇りに思えるようなことをさ、なんというかきちんと知らないのよね。
そーゆーことは民主党政権で少しは変わるんかいな?

日本は少子化が深刻なんでしょ。でも移民を受け入れると日本のなんか大事なモンがなくなってしまう・・・的に考える人がいまだに多いのかな。

しかし今の日本のこの閉塞感で、身ひとつでどっかいって一旗揚げたろと思う人間がどんだけいるんだろ?

こっちで生まれた子供は義務教育が終わるまで、両親共に暮らせるようにはなんないのかな。そうなったら何が「問題」なんだろう。

デカセギの人たちの子供の教育とか、そういったもんが市区町村の行政レベルでの対応、そこにいる人たちの善意頼みになってるのは仕方がないことなの?

ほかにもいろいろ思うわけだけど、センチメンタルになるから以上でやめとく。

Brasil-Sick(ブラジルシック)





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2009年08月20日

これは面白そう!

第6回 スペイン・ラテンアメリカ映画祭

以下のヤツを是非見たい。
■Los bastardos  
■Los dioses rotos
■Estomago
■La buena vida

posted by ガミガミ at 01:02| 東京 ☀| Comment(0) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月24日

ブラジルから来たおじいちゃんは亡くなってた

見逃していた映画『ブラジルから来たおじいちゃん』。
気になっていて、どっかで上映会ないかなと思ったら、逝去されてたニュースが・・・・。
残念。
出稼ぎブラジル人、最後まで応援 移民1世紺野さん死去
ご冥福をお祈りします。

8月2日の上映を確認。
日時:2009年8月2日(日)
16時(開場:15:30)より18時まで
場所:アップリンク・ファクトリー(東京、渋谷)
渋谷区宇田川町37-18 トツネビル
tel.03-6825-5502/5503
http://www.uplink.co.jp/info/map.html
入場料:1,500円(ワンドリンク付き)


いとこの結婚式だ・・・
終わったら行けるかしら。


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2009年07月20日

『エヴァンゲリヲン破』で号泣(しそうになる)

今日、再び見たわけですよ。しぶしぶながら。
『エヴァンゲリヲン破』ね。
私の41年の人生の中で、同じ映画を連続して見に行ったことなんてないわけなのよ。
まー、エヴァについて、というか今回の『破』についても、あちこちで語られまくっているから取り立てて私が解説するまでもないですけど、3人のパイロット全員に、それぞれちょっとずつ、人間的成長の跡が見られて、何と言いますか、こっちは遠くから見守っている親心的なものを刺激されて困ります。
まーエヴァの映画を見に行く人は、当然あのTVシリーズを見た人に決まっているわけで、みんなお話は100も承知ながら、わざわざ見に行ってるわけです。
まーそういったファン心理をよく理解して、うまい演出だと思う。
てか、演出というなら、この映画全体の演出の力量が神。単なるリメイクとか、リミックスの域をはるかに超えてます。庵野天才。
でねー、今回はレイちゃんが特にかわいかった。すんごく人間ぽくなってた。
アスカにも、少しばかり思いやりとか素直さが出てきた・・と思ったらあんな結果に・・・。
シンジ君だって、今度はものすごく男の子な立派さを見せてくれます。
私は3カ所で涙をふいた。
前回、初見の時もそうだったし、今回も同じ箇所で涙が出た。知ってても泣いちゃう。
もしこんな満員の映画館じゃなかったら、おそらく号泣してたと思いますけど、一生懸命こらえたさー。
まあ、エヴァという作品が日本で作られているということは、誇るべきことですな。こんなもんを見られて幸せ。
taro.jpg

でさー、これ。
井の頭線の連絡通路にある例のアレ。
もう、そういう目でみるからだけど、使徒にしか見えない
そーゆー意味でも、はるか以前にこの世界観を体現した、岡本太郎ってやっぱりスゴイ。
・・・・・まあ、この作品自体が「ゲルニカ」のコンセプトいただき、っぽいんだけど、そんなことは野暮だから言わない。言ってるけど。
いや、私もちろん、大好きですけどね、タロー。
でも要するに、これは使徒でしょう、まさに。



posted by ガミガミ at 00:52| 東京 ☀| Comment(1) | 映画横丁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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