2011年05月17日

宮尾が私に残してくれたもの

宮尾が亡くなって1週間が経った。
でももう遠いことのような気がする。
それぐらい私は猛烈に生きている。

そうすることに決めたのだ。
いのちある者は、最後の一滴まで、そのいのちを使い切るべきである。
後ろを振り向いても意味がない。
この不安しかない未来の中、
それが宮尾が私に残してくれた最大のメッセージだと理解している。

死期が近づいても宮尾は宮尾だった。
紙のようにやせ細った身体で、最後まで立ち上がろうとした。
そして私の仕事が休みの日に、そっと旅立って行った。

思えば脳死の底から蘇った4年前、すでに宮尾はこの世の者ではなくなっていたように思う。
猫であって猫ではない。
何か猛烈な使命を帯びた存在、
その使命とは我々に【生きるとはどういうことか】を教えてくれること、
だった。
宮尾は神が私たちに遣わしてくれた教典。
それは天からの贈り物。
我が家の中心に位置するご神体。
私は宮尾というヨリシロを通して、実は初めていのちというものを知った気がする。

そんな宮尾は、生後間もなく、我が家の庭に飛び込んできた時点で、
自分の未来を自分で切り開いたのだ。

我が家に来てくれて、本当にありがとう。


宮尾が死んだ日、私は畑を見に行った。
今や私は畑を耕しているのだ。
芽吹く青葉もまたいのち。

そして私は通常通り仕事をしている。

さらに別な仕事も立ち上げることになった。

どれも全部やりきろうと思う。
宮尾は安心して天国で見ていてくれるだろう。
そうすることで、私も安心していつか宮尾やおじいちゃんたちに再会することが出来るのだ。



posted by ガミガミ at 23:37| 東京 ☀| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そろそろblogの方を再開していただけないでしょうか。楽しみに待っています。
Posted by maint at 2011年08月18日 22:25
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